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2016年にU-style委員会ができる前は、若手だけで活動する正式な内部組織や機関はなかった。組合本部として若手にかかわる主な行事としては、入社1年目の組合員に対して、組合の活動内容を紹介したり、組合の役割などを説明する「1年次セミナー」などに限られていた。 そんななか、若手だけの委員会をつくろう、と思い至ったのは、伊本委員長自身だ。 上部団体のUAゼンセンには、「ヤングリーブス」という、次代を担う組合リーダーを育成することを目的として、加盟組合を横断して活動する内部組織がある。対象は原則として35歳までの組合員で、都道府県ごとに平和活動や社会活動、交流会を実施したり、全国規模でオンライン勉強会などを開催している。最近の活動例では、神奈川によるSDGs学習会や、全国規模での外国人労働者の現状を知るオンライン勉強会などがある。伊本委員長は2015年まで、この「ヤングリーブス」の全国代表者を務めていた。 「ヤングリーブスの活動に自分がかかわって、とてもいい活動だから、ぜひ、自分たちの単組にも取り入れたいと思った」 40代などの役員が若手に説明しても距離を感じる また、日頃の組合活動からも、執行部と若手がもっとかかわっていくべきだと感じていたという。 中央執行委員の年齢は、30代半ば~40代が中心だが、新卒で入社してくる組合員は、ほぼ18歳~22歳。年の差が10歳~20歳以上も離れると、「1年次セミナーで、『おじさん・おばさん』が一生懸命、組合活動のことを説明しても、当時は『距離があるな』と感じていて、若手の事務局が必要だと思った」と、伊本委員長は設立時の状況を振り返る。 委員会を設立する前は、中央執行委員の候補に20代の名前があがってくることは、ほとんどなかった。「18歳~22歳で入社して、配属された店舗の組合支部ですぐに若手が支部役員になるケースは少ない。ある程度の勤務経験を積んで、支部役員になって、その後、支部長を経て中央執行委員となるのが通常なので、自ずと30代半ばを過ぎてしまう」 若いうちに組合活動にかかわらない組合員が増えることによる不安があったことも1つの背景だと、執行部で若手活動担当の事務局を務める田尻浩・中央執行グループ議長は説明した。「いずれ管理職や幹部に上がっていく日給月給制・月給制の社員(正社員・契約社員)の場合、若手のうちに組合活動に参加し、組合の存在意義を学ばないと、その後、組合活動に参加・参画しなくなるおそれがある」。そうした社員が増えれば、組合に理解のない店長や上司をつくることにつながりかねず、将来の組合活動にも影響が出かねない。 伊本委員長はまた、若いうちに離職する社員が少なくなかったことも気になっていたという。 「入社後すぐに、出身地以外の店舗に配属される若手も多い。学生のうちは県外に出たこともない人も多いので、友達や知り合いとも離れてしまうし、同期入社者と配属先が一緒になることも多くはないので、孤独を感じる人もいるのかもしれない。組合が横のつながりをつくることができれば、離職防止にもなると考えた」 若手を交えた準備委員会ですぐに手応えをつかむ U-style委員会設立の経緯に話を戻すと、当時40歳だった伊本委員長が無事に「ヤングリーブス」トップの大役を30代の若手に譲り渡すと、ただちに、自組織での委員会の設立準備に着手することにした。 2015年にまず、「若手組織準備委員会」を設置。この時点では若手以外の役員も入り混じるメンバーだったが、「1年次セミナー」の事務局を担うことからスタートした。 「どんなセミナーにしようか考えるところから始めたが、若手の反応は良いと感じた」(伊本委員長)。手応えを感じて、翌2016年に、「U-style委員会」と命名し、正式な若手組合員の委員会として発足させた。 2016年はちょうど阿蘇山が36年ぶりに噴火した年。イオン九州ユニオンはビニールハウスなどに降り積もった火山灰を撤去するボランティア活動に参加したが、委員会が参加を企画し、若手委員が自ら、参加者の募集も行った。「この活動の経験がきっかけになって、若手のやる気に火がついたことが大きかった」と田尻中央執行グループ議長は言う。 どんな委員会で、どのような活動をしているのか Uの文字・発音には4つの意味を込める U-styleの「U」の文字・発音には、Union(労働組合)、Under(属する)、Youth(若者・若者の)、You(あなたたち)という意味が込められている。「-style」には、「イオン九州ユニオンの独自の、私たち独自のスタイルを作り上げていく、それを『-』(ハイフン)でつなげ、融合させる」という意味が込められている。 委員会の運営内規は、委員会の目的をこう記す。「若手組合員の組合活動への参加、参画を促す。そして、より多くの若手組合員が自主的に組合活動へ関わり組合員一人ひとりの永続的な活動参画・自己成長へとつなげる」 内規上、委員になれるのは30歳まで どのように運営しているのだろうか。委員会は、活動の企画運営を行う「委員」と、活動日当日の運営サポートを行う「メンバー」で構成する。現在は、「委員」16人、「メンバー」7人の23人体制となっている。 「委員」には、1年次(入社1年目)~30歳までの組合員がなることができ、「メンバー」は35歳が上限。年齢上限を設けているのは、委員会のなかでも常に世代交代が進むようにするためだ。内規にはないが、入社5年目を超えたら委員会を卒業して、次は執行部に入ってくれることを期待している(ただし、強制したり、プレッシャーをかけることはない)。任期は「委員」「メンバー」ともに1年間としている(再任可)。 「委員」も「メンバー」も非専従だが、「委員」のなかから選ばれた委員長(1人)と、「福岡」「西九州」「東九州」「南九州」と地域的に分けた各グループを代表するブロック長の「委員」3人(委員長の出身グループ除く)は、副委員長として特別中央執行委員を兼ねるようにしている(2018年から)。 委員会は基本的に年間6回開催されるが、「委員」はすべての回に参加するのに対し、「メンバー」は最初と最後の2回、参加すればよいことになっている。「メンバー」にも意見やアイデア出しを行ってもらうものの、会議のなかで物事を決定する役割は基本的に「委員」にある。 「委員」「メンバー」の顔触れをみると女性も目立ち、半数近くは女性が占めている。 今年はセミナーをコロナで中止した分を含めて3回開催 活動の柱は、入社1年目の組合員を対象とした「1年次セミナー」の運営、グループごとに分かれて行う「私たちがつなぐバトン企画」(グループ企画)、不定期開催の「WEB企画」の3本となっている。活動にかかる経費は、本部で予算立てしている。 「1年次セミナー」は、すでに少し述べたが、入社1年目の組合員を対象に秋に開催するもので、組合の役割や活動を説明するほか、社会貢献、政治、経済、共済をテーマにした話を行う(写真1)。 写真1:2022年に開催された「1年次セミナー」の様子 (イオン九州ユニオン提供) 1年次がすべて集まるため、同期とコミュニケーションを図れる貴重な機会となる。セミナーのなかで行うディベートでは、班のなかでメンバーが必ず1回は発言するルールをつくるなど、自分たちで運営の仕方も工夫している。 委員会がどのような内容とするかを検討・決定し、当日の組合の役割や活動に関する説明は「委員」が行う。新型コロナウイルスの感染拡大があったことから、2020年度と2021年度は開催できなかったため、今年、2020年度分(入社3年目が対象)、2021年度分(入社2年目が対象)、2022年度分(入社1年目が対象)の3回を立て続けに開催した。 地域グループ別の活動では、レジャーなどで交流に重点 「私たちがつなぐバトン企画」(グループ企画)は、年1回、4ブロックそれぞれで活動し、勉強会的要素に加えて、若手組合員どうしや若手組合員と「委員」がつながりを持てる企画を行う。定員を定めて、35歳以下の組合員を対象に募集を行う。 今年、福岡ブロックでは、「ノボルト企画」と称し、ボルダリング体験を楽しんだ(写真2)。東九州ブロックでは、「梨狩り」に出かけた。西九州ブロックでは、長崎にあるハウステンボスで、参加者が「謎解き」企画に挑戦した。南九州ブロックでは、熊本県の遊園地で交流を図った。 写真2:福岡ブロックによる「ノボルト企画」 (イオン九州ユニオン提供) 「WEB企画」は、業務の悩みや趣味の話など様々にお題を定めて、参加しやすい夜の時間帯で、オンラインでトークする。 若手だけで運営することの良さとは 自分たちでユーチューブのような動画を作って説明資料を用意することも 若手だけで運営することの良さはすでに明確に表れている。「1年次セミナー」では、組合の政治活動についても説明する。政治の話だけに、硬い説明の仕方になりがちだが、「若手が、自分の言葉を使って、若手に対して説明してくれるので、理解しやすくなる」(田尻中央執行グループ議長)。 また、パソコンなどの操作に長けている若手だけに、自分たちで作成したパワーポイントや、まるでユーチューブのような動画を使って、わかりやすくする工夫を凝らす。 「テーマがまじめな政治の説明動画なのに、動画のなかで流れ文字が出てきたり、もう古い組合役員では考えられないような若い人ならではの演出があって、驚かされる」と伊本委員長は笑いながら話す。 コロナ下では、委員会で委員が一同に会すことができず、各ブロックをオンラインでつないで開催したこともあったが、指示もしないのにブロック間で勝手にチャットで議論を始め、効果的に話し合いを進めるなど、古い世代では考えられない光景も見られた。 若手どうしだからこそ意見交換が活発 委員会には、世代が近い若手しかいないからこそ、上下関係などを気にする必要もなく、意見の出し合いが活発だという。2018年から2年間、20代で委員会の委員長を務め、委員会出身で初の専従者となった中隈節子・中央執行副書記長は、「みんなで決めようという雰囲気で、お互いを尊重しながら、いろいろな意見を出してくれる」と振り返り、委員長時代に特に困った経験はなかったと話す。 期待していたとおり、若い人の横のネットワークはつくりやすくなった。「若い人どうしだから、会えばすぐにインスタを交換したりして、仲良くなる」(中隈・中央執行副書記長)。 UAゼンセン加盟の他労組の若手組織との交流もやりやすくなり、総合スーパーの全イズミ労働組合などと交流会も行う。 組合全体の活性化に向けて 中隈副書記長を含めて4人の委員会出身者が中執に 委員会の設立・運営によって早くも、役員人事にも良い流れができつつある。2代前の委員長だった中隈・中央執行副書記長が30歳前後という若さで本部の専従役員となったことに加え、委員会出身者があと3人、中央執行委員に加わっている。 伊本委員長は「支部長から中執に上がる従来ルートだけでなく、中執までに上がってくる入口がいろいろと増えていってほしい」と期待を寄せる。 春の統一労働条件闘争でも、委員会ができたことによって、若手の意見を吸い上げやすくなった。委員会ができる前は、「闘争時に若手の意見だけを聞くという機会は特になかった」(田尻中央執行グループ議長)が、2022闘争では、計画休日が2日増えることや、内示を受けてから着任するまでの期間の延長要求、社宅の間取り制限について、執行部から委員会に若手のニーズや要望を聞いて、取り組みの参考にした。 秘訣は、権限や発言できる場を与えること 委員会の取り組みが早くも軌道に乗った秘訣について、同ユニオンでは「若手組合員に役割と権限、発言できる場を与えること。同期に近い年齢の仲間たちとともに青春(チャレンジ)できる機会を与えること」と分析。それとともに「大人たちが若手の意見を尊重すると約束し、その約束を守ることが重要」と説く。また、「ただ楽しいだけの企画にするのではなく、学びにつながる要素や社会貢献の要素を取り入れることも鍵」と強調する。 (荒川創太) 組織プロフィール イオン九州ユニオン 本部:福岡県福岡市博多区博多駅南2丁目9-11(三共福岡ビル6F) 中央執行委員長:伊本博志 組合員数:約2万5,000人(ユニオンショップ協定、パート社員も含む 短期を除く) 上部団体:UAゼンセン イオングループ労働組合連合会 2022年12月号 労働組合取材の記事一覧 若手だけの委員会をつくり、新入組合員のためのセミナーを企画・運営。若いうちから組合役員に上がる入口としての期待も ――イオン九州ユニオンのU-style委員会の取り組み 30年前から続く若手の協議会活動で、人材交流や発掘、会社に対する理解の促進に貢献 ――全矢崎労働組合の「ROY」の取り組み 給与や生活環境など身近な話題と組合活動の関わりを意識させ、「知る・気づく」活動を若手の主体的な参加につなげたい ――自治労長野県本部青年部で動き出した青年活動改革 若手どうしで協力して地元行事やボランティア参加などの企画・運営を行い、仲間意識醸成と組織強化につなげる ――島根県安来市職員労働組合「ユース部」の取り組み ビジネス・レーバー・トレンド ビジネス・レーバー・トレンド最新号 バックナンバーご注文方法 年間定期購読について--> バックナンバー 入力位置--> 2024年刊行 2023年刊行 2022年刊行 2021年刊行 2020年刊行 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