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訴状によると、1年間に20の国際親善試合を行い全勝した場合の当時の報酬は、男子が平均26万3,320ドル(1試合あたり1万3,166ドル)に対し、女子は最大9万9,000ドル(同4,950ドル)にとどまる。 代表チームの成績では、女子が男子を圧倒する。女子はFIFA(国際サッカー連盟)世界ランク首位の常連で、2015年と2019年のワールドカップ(W杯)を連覇したのに対し、男子は2018年のW杯出場を逃している。ウォールストリートジャーナルによると、2016年から2018年の間に女子代表は約5,080万ドルの収益をUSSFにもたらしたのに対して、男子代表は4,990万ドルと100万ドルほど少ない。USSFも2015~19年に女子代表が男子代表を上回る収益をあげたと認めている(注1)。こうしたことからUSSFに対する女子選手の不満が高まっていた。 男女で異なる報酬支払い方法 USSFは男女それぞれの選手会(注2)と異なる内容のCBAを交わしている。スポーツメディアESPNによると、今回の合意前直近のCBAでは、親善試合の場合、男子には試合ごとの出場登録につき5,000ドルを支払う。これに加え、試合で勝利と引き分けの場合は対戦相手の世界ランクに応じたボーナス(6,250~1万7,625ドル)を支給する。女子には、(1)USSFと直接契約して、代表戦の試合数と関係なく、年俸にあたる10万ドルの「基本給(base salary)」を支払う、(2)1試合の出場登録ごとに3,250~4,500ドルを支払う、のいずれかの方法をとる。そのうえで試合に勝利か引き分けの場合に1,300~8,500ドルのボーナスを支給する(下位ランク国チームとの引き分けには支給しない)(注3)。 なお、女子代表選手のほとんどは、ふだん国内リーグ(National Women’s Soccer League、NWSL)のクラブチームでプレイしている。USSFは国内リーグの発展支援のためとして、こうした代表選手の各チームでの報酬も負担していた(注4)。一方、男子の代表選手は、所属する欧州や国内のクラブチームとの契約で高収入を得ている。USSFからの報酬はあくまでも代表への選出・試合出場ごとの支払い(Pay for Play)を原則としている。 カリフォルニア中央地区の連邦地方裁判所は2020年5月1日、女子代表には保証された年俸(基本給)や福利厚生があり、ボーナスの少なさ自体をもって差別の証拠とはみなせないなどとして、原告の訴えを退ける判決を出した。ただし、遠征時の移動手段や宿泊、練習場など待遇の格差については原告らの主張を維持した。 原告らは判決を不服として控訴した。女子選手や支援者らは「Equal Pay, Equal Play(同じプレイには同一の報酬を)」をスローガンに抗議活動を展開。こうした運動は男女の賃金・報酬格差への批判を象徴する性格も帯びていった。男子代表の選手会も理解を示し、共同歩調をとった。その後、2022年2月22日にUSSFとの間で総額2,400万ドルの和解金の支払いと、新たなCBAを締結することで大筋合意した。 新協約の内容 USSFと男女各代表チームの選手会は2022年5月18日、2028年まで有効なCBAの具体的な内容を定め、その締結に合意した。USSFによると、新たなCBAでは「同一の経済的条件を通じて同一の報酬を達成させる」として、(1)FIFAW杯を含むすべての大会での男女の報酬を同じ額とする、(2)男女両チームに「同じ商業的収益分配メカニズム」を導入する、ことを定めた(注5)。 国際大会などに出場した男女両チームの賞金はいったんUSSFで積み上げたうえで、両者に平等に配分する。例えば22年男子と23年女子のW杯の賞金はUSSFでまとめてプールしたうえで、協会の運営費などに10%配分した後、残りの90%を男女両チームで分割する。なお、ニューヨークタイムズなどによると、W杯の賞金総額は2018年男子が4億ドル、2019年女子が3,000万ドルと大差がある(優勝チームの賞金は男子3,800万ドル、女子400万ドル)。 女子代表選手の「基本給」は廃止し、男女の報酬支払い方法を統一する(注6)。例えば親善試合の場合、対戦相手の世界ランクと試合結果に基づき、男女同額の報酬やボーナスを支払う。世界ランク25位以内または近隣ライバル国(女子:カナダ、男子:メキシコ)と対戦する場合、男女とも出場登録給(Appearance fee)の8,000ドルに加えて、ボーナス(勝利1万ドル、引き分け3,000ドル)を支給する。 このほか、(1)遠征時の移動手段や宿泊施設、練習場の条件の同一化、(2)男女とも確定拠出型年金(401(k))プラン、有給育児休暇を提供、(3)女子の健康保険など福利厚生の維持、なども定めている。 注 米国サッカー連盟(United States Soccer Federation)ウェブサイト(FAQ No.3)参照(本文へ) 米国サッカー代表チームに選抜されてプレイする選手らが加入する。女子はUnited States Women's National Team Players Association (USWNTPA)、男子はUnited States National Soccer Team Players Association (USNSTPA)という。 なお、後述の国内リーグにも男女それぞれの選手会がある。女子リーグの選手会(National Women’s Soccer League Players Association, NWSLPA)は、2021年9月16日、ナショナルセンターのAFL-CIO(米労働総同盟・産別会議)に加盟している(AFL-CIOウェブサイト参照)。(本文へ) ESPNウェブサイト参照(本文へ) 前掲注1 米国サッカー連盟(United States Soccer Federation)ウェブサイト(FAQ No.19)参照(本文へ) 米国サッカー連盟(United States Soccer Federation)ウェブサイト参照(本文へ) https://www.ussoccer.com/stories/2022/05/ussf-womens-and-mens-national-team-unions-agree-to-historic-collective-bargaining-agreements https://www.ussoccer.com/stories/2022/05/cba-fact-sheet USSFは2021年12月13日にNWSLとの間で、各クラブにおける代表選手の報酬負担の廃止に合意。NWSL各チームがこうした選手の国内クラブでの報酬を支給する原則を定めた。また、NWSLとNWSLPAは2022年1月31日、各チームの選手の最低報酬を2万2,000ドルから3万5,000ドル、最高報酬の原則を5万ドルから7万5,000ドル、へとそれぞれ引き上げることなどを内容とするCBAの締結に合意し、代表チームの和解の環境を整えた(NWSLウェブサイト参照)。(本文へ) 参考資料 ESPN、ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズ、ブルームバーグ通信、米国サッカー連盟、各ウェブサイト 参考レート 1米ドル(USD)=130.84円(2022年6月6日現在 みずほ銀行ウェブサイト) 2022年6月 アメリカの記事一覧 ニューヨーク市、求人時の給与情報開示を義務化へ&#160;―賃金格差の是正めざす 米サッカー代表チームの報酬を「男女同一」に 関連情報 海外労働情報 > 国別労働トピック:掲載年月からさがす > 2022年 > 6月 海外労働情報 > 国別労働トピック:国別にさがす > アメリカの記事一覧 海外労働情報 > 国別労働トピック:カテゴリー別にさがす > 労使関係、労働条件・就業環境 海外労働情報 > 国別基礎情報 > アメリカ 海外労働情報 > 諸外国に関する報告書:国別にさがす > アメリカ 海外労働情報 > 海外リンク:国別にさがす > アメリカ 調査研究成果 調査研究成果の概要 プロジェクト研究シリーズ 政策論点レポート 成果の概要 研究報告書・レポート 労働政策研究報告書 調査シリーズ 資料シリーズ 労働政策レポート ディスカッションペーパー 英文レポート・国際共同研究 JILPT Report 国際共同研究・学会等 職業情報・就職支援ツール OHBYカード VRTカード キャリアシミュレーションプログラム キャリア・インサイト(統合版) 職業適性検査・職業興味検査 HRM(Human Resource Management)チェックリスト 研修実施マニュアルVer.1.0『ここがポイント!求職活動マインド~希望の就職を目指して~』 「職業相談の勘とコツの『見える化』ワークショップ」マニュアル Ver.3.0 厚生労働省編職業分類 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